カウアン・オカモト、精神的な疲れから活動休止を発表

　元ジャニーズJr.の歌手カウアン・オカモト（26）が17日、自身のツイッターを更新。ジャニーズ事務所の創業者ジャニー喜多川前社長（2019年死去、享年87）から性被害を受けたと訴えた問題を巡り、心境を告白。その上で「パニック障害」が再発したとして、一時活動を休止すると発表した。

　オカモトは性的被害を受けていたことを先月12日、日本外国特派員協会で告発。今月14日、同社の藤島ジュリー景子社長が謝罪する動画と文書を発表した。ジュリー社長は今回発表した文書で、「深くおわび申し上げる」と被害を訴える人へ謝罪。一方、この問題への対策が長年取られなかったとして、これまでのジャニーズ事務所の体制を「異常」と表現。再発防止に取り組むことを強調した。オカモトはその後、立憲民主党に招かれて国会内で「未成年で、立場の上の人から何かを要求された時、拒むのが難しい」と述べ、被害を生まないための法整備を求めた。

　一連の活動を行う中で、オカモトは自身のツイッターに「誰かがこの件で僕も含めて命を断つようなことがあるのが一番怖くなりました。僕はもう自分に嘘つきたくないし誰かを憎みたくない。感謝も消えない」と思いを吐露。

　「被害者の方々やまだジャニーズ事務所に所属されているタレント、人間の心のケアを優先してあげてください。その為には1人1人の心のより所を作りながらどうか慎重に動いてください。どうかその心を無視して強行突破しないでください」と、心のケアを優先させるよう呼びかけ、「すみませんパニック障害が再発してしまったのでしばらく休みます」と、活動を一時休止すると報告した。

スポニチ

https://news.yahoo.co.jp/articles/ffffb5a7fa34e404888810c55aeb4df6fcbf694c