井上尚弥は日本歴代最強か？亀田和毅が語る

 

 

 

 

ボクシングの元2階級制覇王者、亀田和毅さん（32＝TMK）が自身のYouTubeチャンネルで、5月中旬にメキシコのWBCで行った記者会見の模様を公開しました。ここでは、フェザー級で3階級制覇を目指す彼の意気込みと、日本ボクシング界のスター選手井上尚弥さんについての見解が語られました。

3階級制覇を目指す意気込み
和毅さんは会見で、自身が現在WBCフェザー級の世界ランキング12位に位置していることを述べ、現チャンピオンのレイ・バルガスさんへのリベンジマッチを強く希望しました。

「私は2019年のスーパーバンタム級王座統一戦で敗れましたが、再戦を望んでいます。メキシコでも日本でも、どこでも構いません。ぜひ試合をさせてください」と熱心にアピール。

また、「ファンの皆さんもこの試合を望んでいると思います。前回は僅差の判定負けでしたが、今回はKOで倒せると自信を持っています」と力強く語りました。

井上尚弥の評価
会見の質疑応答では、世界スーパーバンタム級4団体統一王者の井上尚弥さんについての質問が飛び出しました。「モンスター井上は日本の歴代最高の選手だと思いますか？」との問いに対し、和毅さんはこう答えました。

「歴代最高かは分かりません。過去にも辰吉丈一郎さんのようなスーパースターがいました。彼の試合は6～7万人の観客を呼ぶカリスマ性がありました。ですので、歴代最高かは分かりませんが、井上さんが非常に強い日本人選手であることは間違いありません」

さらに質問者が「井上はPFP（パウンド・フォー・パウンド）の1位ですからね」と話を振ると、和毅さんはこう続けました。「もちろん、彼が非常に強いことは認めます。しかし、世界最強と名乗るなら、米国や英国など国外での試合をし、海外のボクシングファンにももっと知ってもらうことが必要だと思います」

和毅の今後の挑戦と期待
亀田和毅さんは、自身の目標である3階級制覇に向けた強い意志を示し、さらにボクシング界の未来についても鋭い視点を持っています。彼の挑戦がどのような結果をもたらすのか、そして井上尚弥さんの活躍がどのように広がるのか、今後の展開が楽しみです。