高見沢俊彦、音楽界のタイパ問題に言及「ギターソロは俺、弾きたいから」

 

 

 

 

ロックバンド「THE ALFEE」の高見沢俊彦（70）が、BS朝日の「高見沢俊彦の美味しい音楽 美しいメシ」（金曜後10:30）の6月28日放送で、音楽界におけるタイパ（タイムパフォーマンス）問題について語りました。

タイパとは何か
タイパとは、時間対効果を意味する言葉で、音楽界ではイントロが短い楽曲がヒットする傾向にあります。これは三省堂の「辞書を編む人が選ぶ今年の新語2022」で1位に選ばれた言葉です。

高見沢俊彦と和田唱の対談
高見沢はゲストのロックバンド「TRICERATOPS」のボーカル・ギター和田唱とのトークの中で、「イントロいらねえだのさ、ギターソロいらねえだのっていう話あるじゃん」と話を切り出し、「どう思います？」と質問しました。

和田は「ギターソロに関しては、ギタリストとしてこんなこと言うのも何なんですけど、ビートルズもギターソロがあっても簡潔で一瞬で終わるのが多い」と語り、「ギターソロはなるべく短く、何ならない方が好き」と自身のバンドの楽曲でもギターソロがない曲があることを明かしました。

高見沢の音楽へのこだわり
高見沢は以前、THE ALFEEのラジオ番組でタイパについて「知ったこっちゃない」と話していましたが、この日も「（ギターソロは）俺、弾きたいから」と発言。和田も「その気持ちは分かります」と理解を示し、「ギターを愛してるけど、どちらかというと曲ありき。究極、ギターが入ってなくてもいい」とコメントしました。これに対し、高見沢も「曲の中に合っているフレーズじゃなきゃ（だめ）」と同意していました。

タイパ（タイムパフォーマンス）とは
高見沢俊彦と和田唱の音楽に対する見解
ギターソロの重要性についての意見交換
高見沢と和田の対談は、音楽制作における個々のこだわりと、新しいトレンドに対する対応のバランスを探るものとなりました。彼らの意見は、今後の音楽界の動向にも影響を与えるかもしれません。