石丸伸二氏、選挙ポスター費用訴訟について弁明

 

 

 

 

前広島県安芸高田市長の石丸伸二氏（41）が、東京都知事選での落選後も続く話題の中心にいます。7日に投開票された都知事選での結果を受け、10日までにX（旧ツイッター）を更新し、広島県安芸高田市長時代の選挙ポスター費用をめぐる裁判について弁明しました。

石丸氏は2020年の安芸高田市長選で初当選。その際、選挙ポスターの製作を依頼した広島市の会社から未払い代金として約72万円の支払いを求められ、訴訟が発生しました。最高裁第2小法廷（草野耕一裁判長）は5日付で石丸氏側の上告を受理せず、約72万円の支払いを命じた一、二審判決が確定しました。

石丸氏はこの件に関して、業者とのメールのやりとりを一部公開し、「ビラ・ポスターは安芸高田市へ請求書を指定の用紙で提出し、安芸高田市に入金されるものだと思います。したがって、石丸さまの負担は無いかと思いますが」との文言に赤線を引いて説明を加えました。

「断片的な情報がよくわからない評価を生んでいると感じました」と切り出した石丸氏は、「合意のない（公費負担を超える）金額を業者から請求されたので、異議を申し立てたという事案です。合意した金額に後からクレームを言った訳ではありません」と続けました。

一、二審判決によると、石丸氏と会社側は2020年7月に契約を結び、報酬額に関するやりとりはなく、8月に会社側が約102万円の見積書を送付。その後、公費負担分の約34万円のみが支払われたという経緯があります。

石丸伸二氏のポイント
公費負担を超える請求に異議を申し立て
契約時に報酬額の合意がなかったことを強調
公費負担分のみ支払い済みで、残額についての訴訟
石丸氏のこの弁明により、彼の立場や主張が明確になりましたが、今後の動向に注目が集まります。この問題に対するあなたの意見もお聞かせください。