久保建英、フランス誌インタビューで語る「特別な選手になりたい」

 

 

 

 

レアル・ソシエダードに所属する日本代表MFの久保建英（23）が、フランス誌フランス・フットボールのインタビューに応じました。10日に掲載されたこのインタビューでは、彼のプレースタイルやクラブでの経験、そして今後の抱負について詳細に語られています。

プレースタイルと特別な選手への思い
久保は、自分のプレースタイルについて以下のように説明しました。

「他の選手がやらないようなことを作り出すのが好きなんだ。僕の持ち味は1対1の場面でDFと対峙すること、ライン間にボールを入れること、前に向かってプレーすることなどだ。だからピッチ中央にいたい。ずっと10番が好きだった。特別な選手になりたいと思っているし、みんなを楽しませたい」
この言葉から、久保が常にクリエイティブなプレーを心掛け、観客を楽しませることを重視していることがうかがえます。

Rソシエダードでの成長と役割
今シーズンで3年目を迎えるレアル・ソシエダードについて、久保は次のように述べています。

「初戦（22－23年シーズンのスペインリーグ第1節カディス戦）はベンチスタートになると思っていた。でも監督がスタメン起用してくれたんだ。その試合で唯一のゴールを決めることができたし、サポーターや選手、チームが僕のことを信頼してくれたので、それに応えなければならないと感じたよ」
「右サイドや左サイド、セカンドトップ、さらに中盤でもプレーしてきたけど、試合に出る限りそれは問題ではない。僕が唯一望むのは主役を演じること、重要な試合でプレーすること、そしてチャンスを作り出すことだ」
彼はさまざまなポジションでのプレーを通じて成長し、チームの信頼に応えるために努力を続けています。

日本代表での立場とサッカーへの思い
日本代表での状況については、久保は「人々やコーチングスタッフにRソシエダードにいる時ほどの信頼はされていないと感じている」とし、クラブと代表での環境に違いがあることを示唆しました。

さらに、サッカーの国際的な舞台での自分の立ち位置についてもコメントしました。

「一度人々に良い選手だと認められれば、たとえ出身が日本でもウクライナでもマダガスカルであっても関係ないと思う。サッカーファンにとって重要なのは才能だけだ」
この発言は、久保が実力を示すことで世界中のサッカーファンに認められることを目指していることを表しています。

欧州チャンピオンズリーグへの再挑戦
久保は昨シーズン初めて挑戦した欧州チャンピオンズリーグ（CL）について、「欧州CLはいいレストランを発見するようなものだ。また戻りたい！」と述べ、再びこの舞台に立つことを強く望んでいることを明かしました。

まとめ
久保建英は、特別な選手になることを目指しながら、Rソシエダードでの信頼を得て成長を続けています。彼のプレーに対する情熱と、サッカーを通じての目標達成への意欲は、ファンにとっても大きな期待を抱かせます。今後も彼の活躍が楽しみですね。