浜田雅功が語るテレビバラエティの“限界”—「やりつくした感」と未来への思い

 

 

 

 

ダウンタウンの浜田雅功が、25日に放送されたMBS特番『浜田雅功 完全密着～ごぶごぶフェス ビハインド・ザ・ストーリー～』で、今後の仕事に対する率直な思いを語り、バラエティ番組の「限界」についても言及しました。

この特番では、浜田がMBSラジオ発の『ごぶごぶフェスティバル2024』にCEOとして関わる姿に密着し、その裏側を紹介。さらに、インタビューでは彼が抱える思いや、テレビ業界に対する考えを披露しました。

「テレビはやりつくした」—バラエティの現状への指摘
浜田はインタビューで、今後の仕事について問われると「テレビはもうある程度やることやりつくした感がある」と率直に語りました。彼は、現在放送されているバラエティ番組が、自分たちが20年、30年前にやっていた内容を少し変えただけだと感じており、バラエティのパターンが出尽くしている現状を指摘しました。

「新しい奇をてらった何かを作るのは難しい」と話す浜田は、バラエティ番組の制作がかつてよりも困難であることを認めています。その中で、若手の番組制作者たちも「しんどい」と感じているのではないかと語り、エンタメ業界全体が苦境に立たされている現実を示しました。

ラジオとフェスへの思い—新たな挑戦の場
浜田は、今後の取り組みとしてラジオやフェスといった新しい形でのエンタメが、自分にとって「気持ちが楽」だと述べました。テレビ番組の視聴率やスポンサーへの責任を背負い続けた40年のキャリアを振り返りつつ、ラジオという自由な場から生まれる企画やフェスが、自身の新しい挑戦の場になると期待しています。

「もし面白いことができたら良いし、できなかったら淡々とラジオをやるだけ」と笑いながら話す浜田。彼は、トップを走り続けてきた重圧から少し解放され、より自然体で楽しむことを目指しているようです。

浜田雅功、バラエティーは「やりつくした」と発言
バラエティ番組の限界を指摘し、若手も苦悩していると語る
ラジオやフェスから生まれる新たなエンタメへの期待
トップを走り続けてきた重圧から、自由な挑戦へのシフト
浜田の「やりつくした感」という言葉は、彼の長いキャリアを象徴するものであり、今後のエンタメ業界がどのように変化していくか注目されます。