コインパーキング利用者に注意喚起　最大料金の落とし穴で高額請求

 

 

 

 

 

コインパーキングの看板に「1日最大600円」と記載されていると、それが1日の駐車料金の上限だと思ってしまいがちです。しかし、ある60代の利用者はその認識のまま3日間駐車したところ、約1万2千円の請求を受けるというトラブルに見舞われました。国民生活センターが、このようなケースに対して細心の注意を呼びかけています。

見逃しがちな「最大料金の適用条件」
今回のトラブルは、利用者が「1日最大600円」との表記を信じて駐車を続けたことに起因します。しかし、実際には最大料金の適用は1日1回限りで、2日目以降は時間制の通常料金が加算されていました。看板にはその旨が小さな文字で記載されていたものの、目立たず見逃してしまったとのことです。

国民生活センターが指摘する注意点
国民生活センターによると、コインパーキングの料金体系には以下のような細かい条件が設定されている場合があります。

最大料金の適用回数（1回限りの場合が多い）
駐車位置（特定の場所だけ異なる料金設定がされていることも）
時間帯や曜日（平日・休日、夜間などで異なる料金）
特別料金（年末年始やイベント開催時）
特に慣れた駐車場でも料金が変更されている場合があり、看板の大きな文字だけでなく、細かい表示も事前に確認することが重要です。

予期せぬ高額請求を避けるために
次回、駐車場を利用する際は次の点をチェックしておきましょう。

最大料金の適用回数を確認
時間や曜日ごとの料金変動の有無
特別料金の期間（イベントや繁忙期に注意）
これらをしっかり確認することで、思わぬ高額請求を避けることができます。駐車場利用は気軽に思えますが、看板の全体をよく確認してから利用するよう心がけましょう。

次に駐車場を利用する際は、必ず細かい条件を確認するようにしましょう。安心して利用するための一手間が、トラブルを防ぐ鍵となります。