高千穂遙氏が公開した鳥山明氏の「没ネーム」に注目！伝説の漫画家との逸話とは？

 

 

 

 

高千穂遙氏が自身のX（旧Twitter）で、漫画家・鳥山明さんの「没ネーム」を立て続けに公開しました。この「没ネーム」、普通ではなかなか見ることのできない貴重な作品です。高千穂氏は「清須に鳥山明記念館ができたら、5枚すべて無償で寄付します」と語り、鳥山さんの地元・愛知県清須市に記念館ができることを期待しています。まさに、ファンにとっては夢のような話ですね。

鳥山明氏との貴重な交流
高千穂遙氏は、これまでにも手塚治虫や松本零士などのレジェンドたちのサイン色紙を公開し、多くの漫画ファンを喜ばせてきました。しかし、特に心に響くのは、鳥山明さんが亡くなられた2024年3月8日、高千穂氏がコメントした一言です。「ドラゴンボールが実在するのなら、何があっても7個集めたい」と語り、鳥山氏への深い敬意と哀悼の意を示しました。今回の「没ネーム」公開も、そんな鳥山さんの知られざる仕事を広め、彼の偉大な才能をあらためて伝えるためのものです。

高千穂氏が譲り受けた「没ネーム」のエピソード
高千穂氏と鳥山明氏の初対面は、非常に印象深いものでした。鳥山さんの自宅を訪れた際、ネーム（ストーリーボード）が背丈ほど積み上げられており、「好きなだけ持っていっていいですよ」と言われたそうです。しかし、遠慮深い高千穂氏は「数枚だけ」を選んで持ち帰ったとのこと。その結果、私たちは鳥山氏の没ネームという、ファン垂涎の作品を目にする機会を得ることができました。

伝説的編集者・鳥嶋和彦氏の「鬼編集」
今回公開された「没ネーム」の中で、特に興味深いのは同じページのネームが2枚存在すること。いずれも完成度が高く、一般的な基準では十分に通用しそうなものですが、どちらも没になっています。高千穂氏は「トリシマさんの鬼っぷりが伝わってきますね」とコメントし、鳥山明氏を世に送り出した伝説的編集者・鳥嶋和彦氏の厳しさに触れました。この逸話からも、鳥山明氏が磨かれてきた過程と、漫画業界の裏側が垣間見えます。

鳥山明さんの作品の裏にある秘話を知ることで、あなたも新たな視点で彼の作品を楽しむことができるでしょう。もし記念館ができたら、直接その目で貴重な「没ネーム」を見るチャンスが訪れるかもしれません。ぜひ期待して待ちましょう！