自民党総裁選、三つ巴の戦いが激化—小泉進次郎氏が失速の危機

 

 

 

 

9月27日に投開票が行われる自民党総裁選は、石破茂氏、高市早苗氏、小泉進次郎氏の「三つ巴」対決となり、激しい選挙戦が繰り広げられています。序盤では小泉進次郎氏が優位に立ち、決選投票で勝利を収めるとの見方が強かったものの、最新の調査結果では進次郎氏が失速している様子が明らかになってきました。

進次郎氏、大失速の原因
序盤の予測では、進次郎氏が第1回投票で1位か2位に食い込み、決選投票での余裕の勝利が見込まれていました。しかし、日本経済新聞とテレビ東京が9月13日から15日にかけて行った世論調査によると、全体の支持では2位につけていた進次郎氏も、自民党支持者に限ると3位に転落。石破氏が25%、高市氏が22%、そして進次郎氏が21%と、わずかな差で順位を下げています。

決選投票進出が危ぶまれる進次郎氏
この結果により、進次郎氏が上位2人に残るかどうかが微妙な情勢となっています。特に自民党支持者からの支持が減少していることが、進次郎氏の失速に拍車をかけていると言えるでしょう。石破氏と高市氏が勢いを増す中、進次郎氏が巻き返すことができるかどうかが、今後の大きな焦点となります。

今後の総裁選の行方に注目
総裁選はまだ終盤に差し掛かっており、選挙戦は最後まで予断を許しません。石破氏、高市氏、進次郎氏の三者がどのような戦略を展開し、支持を拡大していくかが注目されています。