宮台真司氏、地上波ラストの『朝まで生テレビ』に言及　「やっとかよ」と厳しい評価も感謝を述べる

 

 

 

 

元都立大教授で社会学者の宮台真司氏が、X（旧ツイッター）にて、27日深夜に地上波での最終回を迎えたテレビ朝日の討論番組『朝まで生テレビ』について言及しました。この番組は、長年にわたりジャーナリストの田原総一朗氏が司会を務め、10月からはBS朝日に移行し、月1回の放送に変更されます。

「○ソつまんねえのに、よく続けてこられたな」
宮台氏は投稿でまず、「やっとかよ。ク○つまんねえのに、よく続けてこられたな。諦めるのが遅いんだよ」と辛辣な意見を述べつつも、続けて自身のキャリアに大きな影響を与えた番組への感謝も表明しました。

「観客も含めてスタジオに微熱感が満ちていた90年代半ばから後半に、毎月のように田原さんが僕を呼び、宮台・対・全員という異例の仕切りを続けていただくことなしに、今の僕はありませんでした。どうもありがとうございました」と、番組の影響力を認め、田原氏への感謝を記しています。

『朝まで生テレビ』の過去と視聴者の声
宮台氏の投稿には、視聴者からも懐かしむ声が多く寄せられました。かつての番組について「その微熱感に目を真っ赤にして画面に見入っていた」「かつては本当に舌戦が鋭く、個々の面々も舌鋒鋭い」といった熱気あふれる討論が印象的だったとのコメントが並びます。

一方で、近年の番組に対しては「パッションがない」とする声もあり、当時の激しい議論と比較して、討論の熱量が失われたとの意見もありました。

今後の『朝まで生テレビ』
10月からは『朝まで生テレビ』はBS朝日に移行し、毎月最終日曜の午後7時から2時間枠で放送される予定です。地上波で長年続けられてきた討論番組が形を変えてどう進化していくのか、多くの視聴者や討論好きのファンから期待が寄せられています。

注目ポイント

宮台真司氏は番組の終了に対して辛辣な言葉を残しつつも、自身のキャリアに対する影響力を認め、田原総一朗氏への感謝を述べた。
かつての『朝まで生テレビ』の熱気や討論の鋭さに対する視聴者からの懐かしむ声が多く寄せられた。
BS朝日に移行する『朝まで生テレビ』がどのように変化するか、今後の展開に注目が集まっている。
討論番組としての伝統を引き継ぎつつ、新しい形式での挑戦がどのように展開されるか、今後の放送にも期待が高まりますね。