小学生バンドが「不正解扱い」に？『芸能人格付けチェック！』のロック対決に視聴者が感じた違和感

 

 

 

 

『芸能人格付けチェック！』（テレビ朝日系）では、女性ロックバンドの先駆者・SHOW-YAと、小学生ガールズバンドが対決する企画が放送されました。SHOW-YAの楽曲をそれぞれが演奏し、その音源を聴いてどちらがSHOW-YAの演奏かを当てるというものでしたが、視聴者や出演者を驚かせたのは、小学生バンドの実力でした。

小学生バンドが選ばれる番狂わせ
SHOW-YAはキャリア豊富なベテランバンドであり、小学生バンドとは大きな経験差があるにもかかわらず、回答者全員が「小学生バンドの方がうまい」と判断し、彼らの演奏を選びました。しかし、実際の正解はSHOW-YAの演奏であり、この結果に驚いたMCの浜田雅功が「みんな耳鼻科に行こう」と冗談を言う場面もありました。

SNSでは、視聴者も小学生バンドの演奏に驚かされたようで、以下のようなコメントが多く寄せられました。

「ドラムが上手すぎる！」
「小学生でこの演奏力はすごい」
「不正解扱い」に感じる違和感
しかし、小学生バンドの演奏が「不正解」とされたことに、視聴者の中には疑問を感じる人もいました。SHOW-YAはプロの技術を活かしたアレンジが特徴的だったのに対し、小学生バンドは譜面を忠実に再現したため、うまく聴こえたのではないかと分析されます。それでも「不正解」としてしまうことに対して、SNSでは以下のような声が上がっています。

「小学生であれだけの演奏ができるのに、不正解扱いなのがモヤる」
「小学生バンドの実力をもっと評価してもいいのでは？」
過去にも、ビジュアル系ロックバンド「SOPHIA」と小学生バンドが対決した際、同様の疑問が浮上し、「小学生は一流ではないのか？」という議論が巻き起こったことがあります。この問題提起は、今回の企画でも再び話題となりました。

アナウンサーの発言にも反響
さらに、番組中でヒロド歩美アナウンサーが「次はぐっとレベルを下げます」と説明したことにも、多くの視聴者が違和感を抱いたようです。小学生の努力や実力を軽視するように聞こえたこの発言は、視聴者の間で物議を醸しました。

小学生バンドの驚異的な演奏力と、それに対する「不正解」扱いのギャップは、視聴者に大きな反響を呼びました。プロとの対決という番組のコンセプト上仕方ない部分もありますが、若い才能に対する評価の在り方に、今後も議論が続きそうです。