Kalafina復活ライブ、梶浦由記の関与なしで再始動へ

 

 

 

 

来年1月に復活ライブが発表された、3人組女性ボーカルユニット「Kalafina」。彼女たちの成功の鍵を握る存在として知られる作曲家・梶浦由記さんが、この公演に一切関与していないことをX（旧Twitter）で公表しました。

梶浦由記が語る「Kalafina」との別れ
梶浦由記さんは、Kalafinaのデビューから長年にわたりプロデューサーを務め、彼女たちを音楽の世界で成功に導いてきました。特に、彼女たちのデビュー曲「oblivious」は、劇場版アニメ「空の境界」の主題歌プロジェクトとして生まれ、国内外で大きな反響を呼びました。しかし、2018年に梶浦さんが所属事務所を離れた後、Kalafinaも活動を休止し、2019年に解散を発表。それ以来、彼女たちは音楽シーンから姿を消していました。

今回の復活ライブについて、梶浦さんはXで「一切関与しておらず、主催者やメンバーから正式な説明も受けていない」との声明を発表。彼女は、メンバーが「新しいKalafinaとして歩むことを決意した」と理解を示しつつ、かつて共に音楽を作り上げた日々を振り返り、感謝の気持ちを伝えました。

梶浦由記のコメントに込められた想い
梶浦さんは、Kalafinaとの再共演を望んでいたものの、今回の発表を受けて「それはもう叶わぬ未来となりました」とし、深い残念さを滲ませました。しかし、それと同時に、Kalafinaのメンバーが「素晴らしい歌い手」であることを強調し、彼女たちの再始動にエールを送りました。「今後もファンに素晴らしい歌声を届けてくれるに違いありません」と、彼女たちの成功を祈る気持ちを表明しています。

また、梶浦さんはこの状況に対して「不甲斐なくも思っております」と述べつつ、ファンや関係者に対する配慮を忘れない姿勢を示しました。そして最後には、「ほがらかに楽しく音楽を続けていきたい」と、前向きな決意を語っています。

ファンへの影響と今後の展望
Kalafinaの復活ライブはファンにとって待望のニュースですが、梶浦さんが関与していないという事実は、彼女の音楽を支持するファンにとって少なからず衝撃的な出来事でしょう。とはいえ、梶浦さんは自身の音楽活動を続けていく意志を示しており、彼女の今後の作品にも注目が集まります。

一方で、新生Kalafinaがどのような音楽を展開するのかも、今後の焦点となるでしょう。梶浦由記の手を離れ、彼女たちが独自の道を歩み出すことに期待を寄せるファンも多いはずです。

来年1月の復活ライブが、彼女たちにとって新たなステージの幕開けとなるのか、多くの注目が集まる中での再始動です。