渡邊渚元アナウンサー、精神疾患への偏見に立ち向かう決意

 

 

 

 

8月末でフジテレビを退社した元アナウンサーの渡邊渚さんが、10月6日に自身のインスタグラムを更新し、フォロワーから寄せられたメッセージに対して反応しました。渡邊さんは、精神疾患に対する「偏見」や「差別」を感じており、その社会を変えたいという強い思いを明らかにしました。

PTSD公表後の反響
昨年6月に体調を崩し入院していた渡邊さんは、フジテレビを退社した後の10月1日に自身が**PTSD（心的外傷後ストレス障害）**を患っていたことを公表しました。彼女は、この1年4ヶ月の間、フラッシュバックやパニック発作といったさまざまな症状に苦しんできたことを明かし、「生きているのが辛くて、身も心もボロボロだった」とその辛さを率直に語っています。

フォロワーの声に対しての反応
10月6日、渡邊さんは24時間で消えるストーリーズ機能を使い、フォロワーからのメッセージに応えました。「メンタル疾患は本当に辛い。差別や偏見が多い」といった声には、「残念ながら、日本では精神疾患に対する理解がまだ十分ではない」と指摘し、「そんな社会を変えたい」との決意を表明しました。

また、「精神科の病に対する偏見がまだこんなにもあることに驚いた」というフォロワーの声に対しても、渡邊さんは「私自身もこの数日間で、精神疾患に対する偏見を強く感じている」とし、その状況を「諦めるのではなく、未来のために偏見をなくしていきたい」と力強い思いを述べました。

渡邊渚さんの今後の思い
渡邊さんは、自身の経験を通じて、精神疾患に対する社会的な理解の不足や偏見に直面しており、そのような状況を改善するために活動していきたいという強い意志を示しています。彼女のメッセージは、多くの人々に精神疾患への理解を促し、偏見や差別をなくすための一歩として広がっていくことでしょう。