パルワールドのPS5版が日本で発売開始、ポケモン社による提訴も注目

 

 

 

 

 

ゲームメーカーのポケットペア（東京都品川区）は10月4日、人気ゲーム『Palworld（パルワールド）』のPS5版を日本で発売しました。これまで、日本を除く世界68の国と地域では9月25日にPS5版がリリースされていましたが、日本での発売は遅れていました。価格は3400円で、PlayStation Storeで購入可能です。

遅れた理由と謝罪
日本でのPS5版の発売が遅れたことについて、ポケットペアは「発売が遅れてしまい、大変申し訳ございませんでした」と公式に謝罪し、「PS5版でも魅力的かつ大規模なアップデートを今後も続けてまいります」と、今後の展開にも意欲を示しています。

パルワールドの人気と特徴
『パルワールド』は、今年1月19日に「Steam」や「Xbox」向けにリリースされ、瞬く間に話題となったモンスター育成オープンワールドゲームです。不思議な生物「パル」が暮らす広大な世界を探索し、さまざまなパルを育成・活用しながら冒険を進める内容で、アーリーアクセス版は発売からわずか1カ月でプレイヤー数が2500万人を超える人気作となりました。

任天堂とポケモン社からの提訴
しかし、9月18日、任天堂とポケモン社が『パルワールド』に対して特許権の侵害を理由に提訴していることが大きな話題となっています。提訴内容は具体的には明かされていませんが、同作が『ポケモン』シリーズとの類似性が指摘されており、今後の法的展開に注目が集まっています。

今後の展開に期待
『パルワールド』は、日本国内での発売も始まり、さらなるプレイヤーの増加が予想されますが、任天堂との訴訟問題も含めて、その行方が気になるところです。ポケットペアは引き続き、アップデートや改善を重ねてゲーム体験を強化していく意向を示しており、今後の展開にも注目が集まります。