西田敏行さんの訃報、堺正章が追悼コメント「大きな存在を失いました」

 

 

 

 

俳優・西田敏行さんが17日、東京都内の自宅で76歳で死去したことが明らかになりました。この訃報を受け、俳優・タレントの堺正章さん（78）が追悼の言葉を発表しています。

堺さんはコメントの中で、西田さんの「滲み出るような演技を超えた存在感」を讃え、「大きな存在を失いました。西遊記の仲間が次々と天竺へ旅立ち、いずれ私もその旅に加わるでしょう。心からご冥福をお祈りします」と述べました。

1978年から1980年に放送されたドラマ『西遊記』（日本テレビ）では、堺さんが孫悟空を、西田さんが猪八戒を演じて共演。彼らの演技は多くの視聴者に愛され、ドラマの象徴的なコンビとしても人気を博しました。

『西遊記』のキャストは、これまでにも不幸が続いており、三蔵法師役の夏目雅子さんは1985年に27歳で、沙悟浄役の岸部四郎さんも2020年に71歳でそれぞれ亡くなりました。これにより、1978年放送の初代キャストで残るのは堺さんのみとなりました。

時代を彩ったキャストたちの思い出が、また一つ幕を閉じた形です。