引田天功がトレンド入り—朝ドラ「おむすび」で話題に

 

 

 

 

NHKの連続テレビ小説「おむすび」に登場したマジシャン姿の松平健さんの演技がきっかけで、「引田天功」がSNSでトレンド入りしました。

松平健の演技が引田天功を連想させる
ドラマでは、松平健さんが演じる橋本環奈さんの祖父・永吉が、初代引田天功のアシスタントを務めていたと語るシーンが登場。これがSNS上で大きな反響を呼びました。初代引田天功は「日本の脱出王」として有名で、1960年代後半から活躍した男性マジシャンでしたが、1979年に45歳で早逝。その後、アイドル歌手の朝風まりが2代目を襲名し、プリンセス天功として知られるようになりました。

SNSでの反応
今回のドラマで初代が言及されたことにより、SNSでは世代によってさまざまな反応が寄せられました。

「初代引田天功さん知らへんかった！」
「小さい頃、親に『引田天功ってなんで男の名前なの？』って聞いたなあ」
「俺の世代では引田天功＝男性なんだけど」
「Z世代は知らんネタだ…」
世代間のギャップが話題に
初代引田天功を知らない若い世代（Z世代）と、初代をよく知る世代との間で認識の違いが浮き彫りとなり、「観ているものが違う」といった世代間のギャップも話題になりました。プリンセス天功が現役として世界的に活躍する一方で、初代の歴史に触れる機会が少ないことも、今回のトレンド入りの背景にあります。

今回のトレンド入りは、引田天功の歴史を振り返り、世代間で共有されるエンターテインメントの違いを再認識するきっかけになりました。