10代の金銭感覚：男子は『ゲーム』、女子は『推し活』が1位に

 

 

 

 

 

SMBCコンシューマーファイナンスが実施した「10代の金銭感覚についての意識調査2024」の結果が発表され、10代の男女がお金をかけたいと思うもののトップが明らかになりました。男子の1位は「ゲーム」、女子の1位は「推し活」という結果となり、それぞれの興味や関心に応じた支出傾向が浮かび上がっています。

男子のベスト5
ゲーム（33.2%）
外食（29.2%）
友人との交際（27.0%）
おやつ（24.4%）
旅行・観光（23.6%）
女子のベスト5
推し活（53.8%）
メーク、美容院などの美活（47.0%）
ファッション（46.8%）
友人との交際（44.2%）
おやつ（35.6%）
男子は「ゲーム」、女子は「推し活」に夢中
男子の1位は前年に引き続き「ゲーム」でしたが、「外食」が前年の4位から2位に上昇し、トップ3に食い込みました。一方で、女子では「推し活」が前年の3位から1位に急上昇。「推し活」とは、アイドルやキャラクターなどを応援する活動のことで、多くの女子がこの活動に熱中し、積極的にお金を使っていることがわかります。対照的に、男子のトップである「ゲーム」は、女子では2年連続でトップ10圏外となり、男女間の興味の違いが鮮明です。

この結果から、男子はゲームや外食といった趣味や日常生活にお金を使う傾向が強く、女子は自分磨きや推し活といった自分自身や応援する存在に対して積極的に投資していることが伺えます。

10代の消費動向を見ると、彼らの価値観や優先順位がはっきりと表れており、今後の市場動向にも影響を与えることが予想されます。