西武・山川穂高が報じられてからもう一度…『わいせつ致傷』疑惑でとばっちりを受けることになった坂本勇人

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（出典 res.cloudinary.com）


また球界で下半身スキャンダルだ――。

今回の主は３月に閉幕したＷＢＣ（ワールド・ベースボール・クラシック）のメンバーで、優勝に貢献した西武ライオンズの山川穂高。

5月11日の「文春オンライン」が伝えた内容によると、‘22年に都内ホテルで20代の知人女性Ａさんに性的暴行を加え、警察に強制わいせつ事件として被害届が受理されたという。手荒く扱われたＡさんは出血し、山川に対し処罰感情を持っているという。

一方、山川が在籍する西武球団はトラブルの報告は受けているとした上で、現在は代理人に対応を一任。当の山川はＡさんと男女の関係にあったことは認めたが、報じられている「無理矢理」という部分は強く否定している。

かくいう山川はれっきとした妻子持ち。‘17年に結婚した妻と、まだ幼い長女がいる。

山川は〝浮気〟については妻に報告済みで

「めちゃくちゃ怒られた」

と話しているが、グラウンド外の醜聞にファンは落胆。スポーツ紙プロ野球担当記者は

「ライオンズを代表する選手。今シーズンでＦＡ権を取得しますが、私生活の乱れがあらわになったわけですから、獲得に動く球団はないのではないか。それどころか起訴され、有罪判決を受ければ〝球界追放〟は間違いないでしょう」

と指摘する。

そんななか、一連の報道で〝とばっちり〟を受けているのが、昨年９月に〝中絶トラブル〟が報じられた読売ジャイアンツの坂本勇人だ。

こちらも震源地は「文春オンライン」で、今回の山川スキャンダルを報じる記事の最後には

《文春オンラインでは昨年９月、巨人の坂本勇人選手の元交際相手に対する無避妊中絶トラブルなど報じている。山川とＡさん、どちらの主張が正しいのだろうか》

と告知された。

坂本は２年以上前に知り合った20代女性と継続的に肉体関係を持ち、過激なプレーを要求したり、避妊具なしでの性行為を要求。アフターピルの使用を勧め、妊娠がわかるや、堕胎を迫ったという。

被害女性と示談済みであったことから球団も不問に付したが、山川のトラブルが報じられるたびに、比較対象として坂本の件が蒸し返されるのはマイナスでしかない。

「被害届の出ている山川の件とは明らかに違いますが、坂本の胸中は穏やかではないかもしれません。坂本は年齢的な衰えもあり、打球が前に飛ばなくなってきました。それを〝中絶トラブル〟にかこつけて報じられ、忸怩たる思いをしてきました。

オフシーズンは精力的に汗を流し、本来ならば選ばれているであろうＷＢＣ侍ジャパン入りも辞退。今年はキャリアの中で〝最も重要な１年〟と位置づけています」（前出・スポーツ紙記者）

事実、開幕当初こそ不振だったが、このところは調子も右肩上がり。11日のDｅＮＡ戦では423本目の二塁打を放ち、二塁打の通算数で〝世界の王貞治〟を抜き、歴代単独6位となった。試合後、坂本は

「また明日も試合がありますし、そういう積み重ねがこういう結果になっていると思うので、そこに対する準備はしっかりやりたいですね」

と殊勝にコメント。通算二塁打数トップは現中日ドラゴンズ監督の立浪和義が持つ487本だ。

「坂本も今年で35歳となり、キャリアの終盤に入った。活躍次第で立浪監督の487本を超える可能性もある。

最後くらいは選手として記録に名を残してもらいたいという球団の思いもある。球場では〝中絶トラブル〟の際に出てきた『ケツアナ確定』というパワーワードで野次る観客もいるが、球団側はその都度観戦マナーの徹底を呼び掛けている。悪質な観客には出禁通達も辞さずの構えだ」（スポーツライター）