川内優輝、補欠問題での中傷コメントに反論「元パリ五輪マラソン日本代表補欠なんですけどね」

 

 

 

 

プロマラソンランナーの川内優輝（37）が8月12日、自身のX（旧Twitter）を更新し、パリ五輪マラソンの補欠を巡る問題で自身に寄せられた中傷コメントに対し、ユーモアを交えながら反論しました。

背景
女子マラソンの日本代表である前田穂南選手が、補欠解除後に負傷欠場を発表しました。レース前日まで補欠と変更可能なルールの中、日本陸連の対応について疑問が寄せられたYahooニュースの記事に対し、川内は自身の経験を基に以下のようにコメントしました。

「陸連の高岡シニアレースディレクターは2004年のアテネ五輪でマラソンの補欠でした。そのため、他の陸連幹部以上に補欠選手の立場や心境を理解しています。10日前の補欠解除も1ヶ月以上前に解除されたロンドン五輪や2週間以上前に解除されたアテネ五輪や北京五輪よりもギリギリでの解除で遅いくらいでした」
また、12日には別の記事に対し、エチオピアの補欠選手が2週間前に交替されていた事例を挙げて、日本の補欠解除が適切であったことを説明しました。

「マラソンの補欠解除日をギリギリまで遅らせる場合は、マラソンの補欠は自費で飛行機と選手村の外のホテルを確保して調整を進めなければなりません」
川内の反応とフォロワーの反応
これらのコメントに対し、Yahooコメント（ヤフコメ）では「何様のつもりか？」「陸連の手先にでもなったのか？」といった厳しい声が寄せられました。川内はこれに対し、次のように反応しました。

「ヤフコメで補欠問題について補足のコメントをしていたら『陸連の手先』認定されてしまいました。『何様のつもり』と言われますが『元パリ五輪マラソン日本代表補欠』なんですけどね」
川内のこの発言に対し、Xのフォロワーからは以下のような激励の声が寄せられました。

「ヤフコメやば」
「誹謗中傷の手本みたい」
「コメントした方こそ『何様のつもり』なのでしょう」
「6大メジャーのボストンマラソン優勝者」
「補欠を担当された当事者なんで…本件について一番実情を語る資格のあるお方」
まとめ
川内優輝は、補欠問題について自身の経験を基にしたコメントをしたことで中傷を受けましたが、冷静かつユーモラスに応じる姿勢を見せました。彼の立場を理解し、支える声が多く寄せられていることからも、川内の発言が多くの人々に支持されていることが伺えます。川内のように、経験を通じて得た知見を共有し続けることは、スポーツ界の透明性向上に寄与するでしょう。今後も川内の活躍とその貢献に期待が寄せられます。