シイラが漁師の「厄介者」から「喜ばれる魚」に　価格急騰の背景とは

 

 

 

 

一風変わった見た目の魚「シイラ」。県内でも水揚げされているものの、かつては漁業の定置網に大量にかかり、他の魚に被害を与えるため、漁師たちから「厄介者」として嫌われてきました。さらに、その価格も安く、ほとんど利用されることがなかったのです。しかし、近年シイラの価値が見直され、価格が急騰。漁師たちにとって一転して喜びの声が上がる存在となっています。その背景にある理由を取材しました。

「マヒマヒバーガー」として脚光を浴びるシイラ
高浜町の飲食店で提供されている「マヒマヒバーガー」。サクッと揚げたシイラのフライに特製のタルタルソースを合わせた一品です。店主もかつて低利用魚とされていたシイラの美味しさに注目し、商品化に踏み切りました。

店主の声

「あんまり使われていなかった魚、低利用魚だった。(身は)淡白ですけど、脂が乗っていて、すごくおいしい魚なので、これをみんなに食べてもらえたらと(商品化した)」

シイラは脂がほどよく乗っていて、淡白ながらも美味しい魚。地元での漁獲量が増えたことで、このような新たなメニューが生まれ、注目を集めています。

シイラの「厄介者」からの転身
シイラはハワイでは「マヒマヒ」と呼ばれ、高級魚として珍重される魚です。しかし、県内ではシイラに対する認識は異なっていました。大型で網に入ると他の魚介類を傷つけるため、かつては漁師にとって厄介者。価格も低迷し、あまり利用されることがなかったのです。

しかし、近年のシイラに対する需要の増加が、この状況を大きく変えました。

価格急騰の背景
シイラの価格が急騰している背景には、国内外での需要の高まりがあります。特に健康志向が高まる中、淡白でヘルシーなシイラは、さまざまな料理に適している魚として再評価されているのです。さらに、水産業において新たな活用法が模索されていることも、シイラの需要増に貢献しています。

シイラは今や、厄介者から喜ばれる魚へとその立場を変え、漁師たちにも新たな収益源を提供する存在となっています。

シイラのこれからの成長に期待が高まります。ヘルシーで美味しいこの魚、ぜひ一度味わってみてはいかがでしょうか。

 

POSTED COMMENT

1. 匿名 より:

   2024年9月17日 17:57

   　　 彡”⌒ヾ
   　 ヽ(　^ω^)ノ　シイラ＆ロケッツ
   　へﾉ　　 ﾉ　
   　　 ω ノ
   　　　　 >

   読み込み中…

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